RS56 Universal Controlは1950年代の初頭に登場した強力なサウンド・シェイピング能力を持つパッシブ・イコライザーです。
アビーロード・スタジオでマスタリング用に使われていました。
当然ビートルズのレコードもこのEQでマスタリングされていました。
当時のコンソールのトレブル、ベースEQでは物足りないエンジニアはこのEQをトラックレコーディングで使用するようになり「The Curve Bender」という愛称で親しまれていました。(前の記事のTG12345もCurve Benderと呼ばれていたようですね)
このEQの特徴はなんと言っても各帯域にHigh End,Low Endが付いていることですね。
かなりアグレッシブに使われていた事でしょう。
オフィシャルサイトの有名エンジニアさんの言葉を引用すると「例えば高域のEQで低域の音作りもできる点。低域でQをHIGH ENDに設定して、わりと派手にブーストする、するとハイパスフィルターのようなカーブになり、ここにほんの少し高域をブーストしてやると、キラキラと奇麗なサウンドに仕上がります」とのこと試してみたい設定ですね。
プラグインとしての特徴はマスタリングEQですからMSモードが付いています「MS」ボタンを押すとチャンネルの「L・R」が「M・S」に変わります。
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