WaveLab 9が良さげに進化したので調べて見た マスタリングプラグインMaster Rig編

Master Rig

Master Rigとはマスタリング用に開発された高性能なプラグインセットです。
6つのエフェクトモジュールで構成され、最大8つのスロットに自由に配置できます。

それぞれのモジュールはマルチバンドに対応し、さらに バンド毎の Mid/Side 処理も可能です。

●Compressor

シグナルを1〜4バンドに分割し、異なるタイプのコンプレッサー、また独立したチャンネル設定 (Stereo、L/R、M/S) で処理を行えます。各バンド間のサイドチェーンも可能です。つまりは高域(低域)だけのサイドチェーンも可能ということで新しい音処理ができそうですね。

●Dynamic EQ

オーディオのダイナミクスに応じて、いつ、どのように EQ を適用するかを設定できるダイナミックイコライザー。この4バンド EQ は、それぞれのバンドを独立してチャンネル処理 (Stereo、L/R、M/S) 可能です。低域(高域)だけつぶしてEQで持ち上げたりということが可能ですね。

●Saturator

アナログテープ的な温かみやビンテージチューブ機器的な味わいを加えることができる4バンドサチュレーター。各バンド Stereo、L/R、M/S 設定可能、またそれぞれのバンドで Tape / Tube サチュレーションを選択できます高域だけ歪ませる、キックだけ歪ませるということが可能です。

●Limiter

専用の M/S ミックスコントロールに加え、Mid と Side の処理レベルを調整可能。さらにトランジェント、ハーモニクスセクションでは軽いオーバードライブを施すこともできますラウドネスを稼ぐために Maximizer や Brickwall Limiter の適用も可能です

●Equalizer

8バンドイコライザー。各バンド独立で Stereo、L/R、M/S 処理可能。またそれぞれ、異なる4タイプから EQ の種類を選んで設定できます。バンド1と8は最大 48dB スロープのカットフィルターとしても動作します。WavesのH-EQに近い感じですね。

●Imager

全体の音像を広げたり狭めたり、またそれぞれの周波数帯域毎にステレオ感の微調整も可能なイメージャー。最大4バンドに対して、ステレオ幅、出力、パンを独立調整可能です。高域だけステレオ感を広げたり、低域だけをモノラルにという処理ができます。

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