WaveLab 9が良さげに進化したので調べて見た MSマスタリング編

 

Mid/Side (M/S) 処理にフル対応

今流行のMSマスタリングにフル対応

MSマスタリングとはMidとSideを別個に処理することにより音の広がりや中心となるパート(ドラム、ボーカル)などを効果的に処理するマスタリングスタイルです。(より音圧アップが図れるので、EDM等で人気のマスタリングです)

オーディオモンタージュ(波形を右クリック)、オーディオエディター(L/R と M/S ボタンで切り替え)両方で、オーディオ信号の Mid と Side 成分を直接処理可能。これにより、これまで複雑な手順でしか成し得なかった処理が身近になります。(M/S によるスペクトラム編集、音量、ラウドネス解析等)

マスターセクション: モニタリング / 処理

音源の中央と両側の音を個別に視聴して確認する… こんなことも簡単に実現。

マスターセクションのエフェクトラックにお気に入りのプラグイン(そのプラグインが M/S 対応でなくても)をインサートし、それぞれ個別に、Mid、Side、Left、Right またはステレオトラック全体にエフェクトを適用できるということです。(確かに素晴らしい機能です)MS対応プラグインがあまり出ていない現状(WavesだとS1 MS Matrix、CENTER、Fairchild 670、H-EQくらい)ではこれは魅力ですね。

クリップ、トラック、出力エフェクト

ツールウィンドウのエフェクトセクションにおいても、すべてのエフェクトスロットおいて Mid/Side 処理設定が可能です。ターゲットがクリップ、トラック、または出力のどれであっても、処理したいパートを選び、好きなプラグインを使って M/S 処理できます

MasterRig プラグインでの M/S 処理

MasterRig のモジュールのうち、8バンド Equalizer、4バンド Dynamic EQ、4バンド Compressor、4バンド Saturator は M/S 処理に完全対応しています。これにより、シグナルの狙った帯域に正確に M/S 処理を施すことが可能です。

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