主にマスタリングで使用される「リニアフェイズEQ」とはどんなものでしょう?一般的なEQやビンテージモデリングのEQとはどこが違うのでしょう?
大抵のEQはわずかながら「位相のズレ」が起こります。これは音を処理する過程で左右の発音タイミングが変わり音質が変わる現象をいいます。
ほとんどは聴感上気付かない程度の物であり、逆に積極的に「位相のズレ」を利用した物もあります。
「リニアフェイズEQ」は主に「位相のズレ」が起こってはいけないマスタリングで使用される場合が多いです。音を先読みして処理するため、非常にCPUパワーを使います。かける場合も1デシベル程度上げ下げする使い方が一般的です。「位相のズレ」がない ので1デシベルでも違いがわかります。
ただ音の変化が非常にナチュラルなので、積極的に音作りしたい場合には向いてません。
ビンテージEQは実際に電気信号を流している分遅れが生じます。ビンテージモデリングはそこら辺もモデリングして音質を近づけています。積極的な音作りにはそちらの方が向いてると言えます。
WAVES Linear Phase EQ(オンライン納品専用) ※代金引換、後払いはご利用頂けません。【WAVESプロモーション特価】 価格:4,400円 |
iZotope Ozone10 Advanced 【アイゾトープ】[メール納品 代引き不可] 価格:76,900円 |