MediaBayが進化
Cubaseの機能でもっとも進んでる機能がMediaBay機能かもしれません(個人的主観ですが)
よく使うオーディオデータに星マークをつけておけば(5星までつけれる)ソートで星の順番に並べ替えられたり
midiデータ集からネタを選びたいときは出力先を決めれば好きな音源でMediaBay上で選択する事が出来ます。
マメにジャンルとかKey等のタグをつけておけば簡単に探している音に行き着くことができます。
そのMediaBayが進化しました。アイコンのクリックで探している音の候補選択が出来るようになりました。
MIDI編集が進化
Steinbergの記事でVST3になって一番進化したのがなんとMIDI編集だという記事を読みました。例のVSTエクスプレッションです。
MIDIのキーエディター内で1音に対して奏法を選択したりCCの割り振りが出来る(例えばこの音だけエクスプレッションをかける)ということが可能になりました。ちなみに音源が対応してないとあまり使えない機能です。付属音源だとVXとついたプリセットが対応音源です。
今回の進化では鉛筆ツールだけでノートの挿入から長さの調整、移動、ピッチ変更などがツールの持ち替えなしで行えまるようになりました。地味ですが意外とさくさく編集できる機能ですね。
コードパットの改良
アイデアは良いのですが不評な記事が多く使っている人を見たことが無い機能でした。アルペジオ再生の集中コントロールや構成音の鍵盤への割り当て、重複コードの扱いなど、使い勝手をより洗練させたようです。使える機能になってることを願います。
トランスポートパネル・パンチイン・アウトの進化
トランスポートパネルが見やすくなりました。
パンチインアウトはループ範囲で指定していましたがループレコーデイングのときにループ範囲内まるっとレコーディングされるので、正直不便でした。今回はループ範囲とパンチイン・アウト範囲を個別に設定出来るようになりました。
プロファイルマネジャー機能の搭載
自分だけのものとして構築した環境を丸ごと持ち出せて、別のCubase Pro 8.5上で再現できるようになります。このデータはWindowsでもMacでも読み込むことができます。
(※プロファイルマネジャー部分は「DTMステーション」からの引用ですhttp://www.dtmstation.com/archives/51965023.html)
ざっと取り上げましたが地味ですが作業効率が上がると思わせる機能が多いと思います。