Cubase Pro がバージョン9にアップグレードされました。
メジャーアップグレードということで、前回5000円だったアップグレード料金が今回は10,000円になります。
また今回はパッケージではなくダウンロードでの販売となっています。
注意すべき点として安定性を確保するためプラグインは64bitしか使えなくなりました。
今まで意識することなく32bitプラグインが使えていたのですが、アップグレードして突然リストから消えるので、
jbridge等サードパーティーソフトを使う必要があります。
jbriggeのインストールには注意が必要です。しっかり説明を読んでインストールしましょう。
実は僕もやらかしてしまい、まだ復旧中ですが、新規インストールの時はシステムのバックアップをしておいた方が良いと思います。
では新機能について書いていきたいと思います。
プロジェクトウィンドウの進化
ミックスコンソール、インストゥルメントラック、メディアベイ、コードパッド、各種エディターがプロジェクトウインドウに統合されました。もちろん表示、非表示は自由にできるので、非常に使いやすくなりました。
またトランスポートバーが下に小さく固定され画面をより大きく使えるようになりました。
左ゾーンには「インスペクター」「エディター」
下ゾーンには「ミキサー」「エディター」「サンプラーコントロール」「コードパッド」
右ゾーンには「VSTインストゥルメントラック」「メディアベイ」が一つの画面で表示できるようになりました。
右上のボタンでそれを表示、非表示できます。
またトランスポートバーがスリムになり下部に固定されました。
まずは下部ゾーンの「ミキサー」ですが、8.5までは3種類のミキサーを表示できたのですが、これは第4のミキサーとして機能します。
下部ゾーン「エディター」ですがMidi、オーディオのエディットがこの画面でできるようになりました。
左ゾーンの「エディター」と連動して「オーディオワープ」「ヒットポイント」の編集等エディットできるようになりました。
下部ゾーン「サンプル コントロール」ですが後述する新機能サンプルトラックを編集するゾーンです。
そしてCubase8から追加された機能「コードパッド」が編集できます。
右ゾーンでは「VSTインストゥルメントラック」「メディアベイ」が表示できます。こちらも右上のボタンで表示、非表示できます。VSTインストゥルメントラックは小さく表示できるようになりました。
個人的にCubaseが他のDAWよりも優れている考えている機能「Mediabay」も常に表示することができます。
使いやすさが格段に良くなったのではないでしょうか?